ウェブで宣伝して人からお金をいただいている皆様。法を守って仕事をしていると、自信を持っていえますか?
行政書士の児玉あさこさんのセミナー「女性起業家のための法律講座」を受けてきました。「知らない」ことは言い訳にならないなと、つくづく思いました……。
【参考】
【2/15】残1名「女性起業家のための法律講座」 – 集客の法律講座★元企業法務の女性行政書士
以下、簡単なレポートです。
気になるあれこれ、「知りません」では済まされない
フリーランスとして、個人事業主として20年以上仕事をしてきたものの、ウェブサイトで営業活動を行い、個人のお客様からお金をいただいてサービスを行う、というのは、初めてのこと。
きちんとしていこうと考えると、あれこれ疑問に行き当たります。
「特定商取引の表示」って、個人事業主もやらないといけないの? あれは通販サイトとか、会社がやるものじゃないの?
お客様に、私が書いたもの、作成したものを「こういうふうに使ってもいいけど、こういう使い方はしないでくださいね」という著作権関係のことを、明文化したほうがいいんじゃないの? でもそれはどうやって?
そういうことが気になってきていたときに、ちょうどそんな話を、プロにきちんと聞けそうなセミナーが開かれることを知り、参加してきました。
行政書士は、許認可や書類(契約書)作成のプロで法に詳しい人
児玉あさこさんは、行政書士。
法律のプロにも弁護士、司法書士といろいろありますが、行政書士は「許認可・書類(契約書)作成」のプロです(これも今日知りました)。
児玉さんは、特に女性起業家の中に、正しい知識を持たず、あぶなっかしいことをやっている人がいると感じて、今回こうしたセミナーを開いたそうです。
話す口調は穏やかでわかりやすい。とはいえ、中身はきっちりかっちり。必要なポイントに絞って、きちんと説明してくださるので、とてもわかりやすかったです。
あと、自分が実際にウェブサイトで告知をしたり仕事をしたりしているため、お話しくださる内容や事例が、どれも実感を持って理解できました。
「わからない」ことは文章で人に「わかる」もの
私は、法律や契約には詳しくありません。でも、文章を見ればわかります。
ブログなどの文章を見ていると、著作権など権利関係の意識が薄いことや、借り物の知識を理解しないまま自分のもののように語っていることって、結構透けて見えるんですよね。
そういうのって、文章が得意不得意以前の話です。
そして、きちんとしたお客様を遠ざけてしまう。
そういう意味で、児玉さんがいう「法知識を知って守ることが、お客様を守り、ひいては自分を守る」というのはとてもよくわかりました。
顔の見えないお客様からお金をいただくからには
そして、知ってみたら、自分のサイトの足りないところがいろいろと見えてきました!
あーまずい。なるほど、きちんとしなくては。
大企業のコンプライアンスがいろいろ取り沙汰されますが、それが問題になるのは個人事業主も同じこと。
まずは、「特定商取引法の記載」と、「個人情報の利用範囲の記載」を、早急になんとかしなくては……。
情報は確かな知識を持つ信頼できる人から
もちはもち屋に。
法令のことは法令の専門家に。
「〜らしいよ」「私はこうやっている」「これくらいでも大丈夫」という体験談もありがたいけれど、まずは第一次情報をチェック。すべての判断はそれから。
正しい専門知識を持つ方におききしたいと思っていましたが、今回それがかないました。
気になっていたことあれこれも、直接質問してお答えいただくことができて、スッキリ!
児玉さんのお話は、とてもわかりやすく、必要なポイントをまとめてくださっているので、もし今後も同じようなセミナーがあるとしたら、ウェブサイトを通じて仕事をしているすべての方(女性だけじゃなく、男性にも!)に、強くおすすめします。
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