我が家でグリーンスムージーを始めて、1年と9カ月が経ちました。美容のブームとして語られがちですが、「グリーンスムージー」は高齢者の健康食としてもおすすめです。老齢の親と同居している愛好家の実感です。主な理由は以下の5つです。
- ゼロしおレシピである
- 噛む必要がなく摂取しやすい
- 高齢者の便秘対策にも◎
- 少食な高齢者の食事代わりにもなる
- 誰でも作れて手助けできる
グリーンスムージーとは
生の葉物野菜と果物に水を加えて、ミキサーにかけて作った濃いめのドリンクです。
ハチミツ、豆乳、根菜などは一切使わず、味はフルーツの甘みだけです。毎日続けて摂るのがいいといわれています。
抗酸化物質でアンチエイジング、ダイエットや美容にもいいと、主に美容に敏感な女性の間で話題になっています(そしてブームの山はもう越えた印象があります)が、実のところその効果は、老若男女すべてに有効ではないかと感じています。
私は特に、高齢者のいる家庭におすすめしたい。
以下のとおり、高齢者向けのいろんなメリットがあるからです。
1. 「ゼロしおレシピ」である
高血圧、心臓病などの病気をもつ人は、、塩分を厳しく制限しないといけません。血圧が高めの人は1日6g未満を目標に減塩することが勧められています。病人向けの「減塩宅配食」も、1食の塩分が2g以下となっています。
実際にやってみるとわかるのですが、これは、細かい計算が必要で、家庭の食卓で実現するのはかなり大変な量です。何を作ればいいのかわからなくなります。
そんな中、塩分がまったく入っていなくて、しかもおいしい「ゼロしおレシピ」は、とてもありがたいものです。塩分を気にせず、ビタミンやカリウムをたっぷり摂ることができるのですから。
グリーンスムージーは、ドレッシング(塩分)を使わないサラダ、そしてビタミンたっぷりのスイーツ(自然の甘み)のようなものだと考えています。
2. 噛む必要がなく摂取しやすい
ミキサーで撹拌してあって、飲むことができます。歯や口内にトラブルのある人、食べることを面倒に感じる人でも、ラクにたっぷり摂ることができます。
「皮をむくのがおっくう」という理由で、果物が苦手な人も、この方法だとたっぷりおいしく摂ることができます。
果物の自然な甘みだけで特別な味つけをせず、青汁のような野菜くささがあまりないので、比較的どなたにも好まれやすい味でもあります。
3. 高齢者の便秘対策にも◎
グリーンスムージーには、生の野菜や果物をそのまま食べるのと変わらない食物繊維が、たっぷり入っています。
高齢者は腸の機能が衰えて便秘になりがちですが、その改善にとても役立ちます。我が家の実体験です。
4. 少食な高齢者の食事代わりにもなる
グリーンスムージーは、300mlぐらい量がたっぷりあると、軽い食事1食分ぐらいはお腹にたまるので、軽食の代わりにもなります。
私はベジタリアンを目指してはいないので、グリーンスムージーはあくまで食事に生野菜サラダを追加するイメージなのですが、忙しい朝に、これ1杯で出ても、意外に大丈夫です。
食事の量が減ってきたお年寄りなら、これで1食を置き換えることも可能です。
5. 誰でも作れて手助けできる
野菜と果物を切って、ミキサーにかけるだけなので、料理が得意でない人でも簡単に作れます。これは家庭内で、食事の準備が分担できるということでもあります。
たとえば、介護でやることの多いお母さんを、同居している子どもや、帰省した娘・息子、普段は台所に立たない夫などが支えられるということです。
我が家でも、夕食の担当は母ですが、グリーンスムージーは私が作っています。
慣れると、この一品があるだけでいろいろメリットがあるので、興味のある方は、ぜひ毎日の食生活に取り入れることをおすすめします。
Instagramで、日々のグリーンスムージーに使っている野菜や季節の果物の記録をつけています。興味のある方は、このブログのリンクからご覧ください。
【こちらもあわせてご覧ください】
・グリーンスムージー用のシリコンスプーン。離乳食、介護食にも。
・気づいたら続いていたことに「自分が本当に求めているもの」がある。
・グリーンスムージー用のグラス。
・「からだの中から若返るグリーンスムージー健康法」で、スムージー続いています。
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